外国船クルーズQ & A（3）

アスマチKiyomiさんのクルーズQ&A。今日はその完結編です。
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Q.8 一番安いお部屋ではちょっと心配？
A.8　そんなことはありません。crewは絶対にそんなことで差別をするようなことはありません。もちろん利用できるサービスに制限が掛かることはありますが、ほとんど気になりません。それに、スタンダードといわれるように、実は安いお部屋の数が一番多いのです。私が乗った船の場合、内側スタンダード（海が見えない部屋）が全体の4分の1強、海側スタンダードが4分の1でした。乗客の半分以上がお安い費用で乗っているわけです。（写真）

Q.9 オプショナル・ツアーには参加したほうがいいでしょうか？
A.9 旅行会社はオプショナル・ツアーに参加してほしいのでしょうが、英語を試したいあなたなら、ぜひ自分たちで散策したり、バス・タクシーを利用して行きたいところに行ったりされることをお勧めします。私と母はオプショナル・ツアーもduty free shop へのバスにも一度も乗らず、のんびり自分たちのペースで見学したり買い物したりしました。

Q.10　英語しか通じない世界にやっぱり不安が残りますが。。。
A.10 日本の旅行会社が企画するクルーズの場合、必ず日本人staff が乗船します。今回は2000人の乗客に50人の staff でした。私はこの人たちがあまりうまく機能していなかったので、散々文句を言いましたが、少しずつ改正されていくと思います。
私も最後請求書を見てから頭に血が上りました。不当な請求には断固抗議しなければならないのですが、さすがにこれは私の手には負えないと思ったので staff にヘルプを頼みました。
どんな英語を話したか、ということに大きな誤解があるようです。実に簡単な中学英語の連続でした。食事の注文や客室係とのやり取りにそんな高尚な英語はいりません。知っている単語を並べるだけでも、十分意思は伝わります。問題は試そうとするかしないかにかかっていると思います。みらいの受講生なら、それぞれの持っている英語の力で十分に伝えることができると思います。実力以上の英語を使おうとせず、知っている英語を並べればいいのです。かっこよく話そうなんて私はとっくにあきらめています。私たちは native speaker ではないのですから。

Q11.　船の中は退屈では？
Q11.　とんでもないことです。のんびり旅行したいと思って参加したのですが、はっきりいって忙しかったのです。まず、夜な夜なショーがただで見られるので、欲と二つで出かけます。ダンス教室やテーブルマナーなどのワンポイントレッスンも頻繁にあるので、これもただだから行ってみようか、ということになります。韓国に入れば、カジノも開催されていました。60年代のポップスや70年代のポップスが生演奏されると、みなさん浮かれて出かけていって歌ったり踊ったり、まあ、「みらい」のクリスマス・パーティーが毎晩繰り広げられると思ってください。そのくせ、朝は6時くらいか早朝ランニングやウォーキングを欠かさない人々が最上階のプールサイドのコースでしっかりトレーニングしています。
卓球台もいつも腕に覚えのある人たちが真剣勝負（？）しているし、プールサイドも毎日がビアーガーデンみたいに派手な音楽が鳴り響き、さして暑くもなかったのに水着で楽しむ人も結構いました。
最後の夜は grand foyerの周りで、crew といっしょになって、いつまでも歌と踊りが続き名残を惜しみました。要するにみなさん、非日常をとことん楽しまれたのでしょうね。はい、私も母といっしょながら、母が寝ている間にしっかり楽しんできましたよ。（写真）
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戦場レポート、否！船上レポートありがとうございました。しばらくクルーズ熱が蔓延しそうな気配ですね。高齢になったらクルーズがいい・・・えらく共感します。（須釜）