名言
45年前の先週、人類最初に月面に降り立ったアームストロング船長が人類史上に残る名言を発しました。
One small step for man, one giant leap for mankind.
(一人の人間には小さな一歩だが人類にとっての偉大な跳躍だ)
でもこのとき船長は英語を間違えました。
for a man(1人の人間にとっては)とすべきところ、冠詞aを抜かしてしまったのです。
native speakerでもそんなことがあるのですね。人類史に永遠に輝く言葉、それが間違い英語だったなんて、ホッとしませんか。
ましてや私たちが冠詞の間違いなんか怖がる必要ありませんね。
::::: 今日の英語クイズ:::::
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日。
A new crime novel came ( ) in April.新しい推理小説が4月に出版されました
昨日の答:willingly
be willing toを覚えている人も多いですね。副詞willinglyも重宝です。
実はこの例文は先月Kumiko先生がじゃれマガに採用された文からです。
この a 、発表される過程で、抜かれてしまったのでは?
それとも、この程度のことは気にしないで、平気で歴史に刻まれる?
体裁をきにする日本人ならあり得ない話かもしれません。
クイズの答えは、 out でしょう。
船長は月面に降り立って、この言葉を発しました。
アドリブかかねて用意していたのかは本人は明かしませんでした。でもaを落としたことは認めていました。
すごいと思うのは、月の彼方からの雑音まじりの音声からnative speakerはaが抜けたことまで聞き取れたということです。