勉強モード
長く勉強している生徒さんがいいます。
「いつまでたっても英語が身に付かない・・。まだまだだ。。」
その気持ちはとてもよくわかります。
私も長年同じ悩みを持っていました。
英語に触れていれば着実に力は付いているはずですが、たしかに「いつまでたっても」感はいつまでたってもなくなりません。
いろいろな原因が考えられますが、私自身の体験からいうと、いつまでも勉強モードでいたことが第一の原因でした。
私の言う勉強モードとは、日本人用に親切に書かれた、日本語の訳と解説が完備した教材に頼って勉強することです。
私は10年以上NHKラジオ講座で勉強しました。さまざまな講座を利用しましたが、どれにも共通していたことは「親切な日本語解説が付いていた」ことでした。
10年もそのような親切に慣れると、英語を聞いても日本語のアシストをつい期待してしまいます。あるいは自分で「日本語ならこういうところかな」などと(無意識に)解説しています。
その結果、「自分はまだまだ」感から抜け出せませんでした。
多読を知って、多聴に進んでみて、日本語の縛りから放たれて、「英語のまま理解でいいんだ!」と体感したことが私の転機でした。ずいぶん遅い、還暦すぎてのことでした。
そのことを、続く人たちに、若い人たちに伝えたいのですが・・・なかなか伝わりません。
::::::今日のじゃれマガ クイズ:::::::
このシンガーのキャリアはどう変化しましたか?
<前回の問題>
Friendsというドラマをどうやって観るといっていますか?
<前回の答>
It is on Netflix, so they can watch it whenever they want to.といっているので、今はNetflixという有料テレビでいつでも観ることができるのですね。
「One player has watched every episode in the 10 seasons at least 5 times.」を答に挙げてくれたK-mamaさんももちろん正解です。
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クイズの答え…「She started her career as a member of a group, but then she went solo.」と書いてあります。グループでデビューして、その後はソロで活動したんですね。