前置詞はイメージで活用
persuadeという動詞を知っていますか。
説得する、説き伏せる、といったときに使います。
受験勉強でむやみに暗記した人も多いですね。
例えばこんな風に↓使います。
The father persuaded his son into joining the army.
(父親は息子を説得して軍に入隊させた)
でも日常会話ではpersuadeよりももっと簡単な英語が使われます。
The father talked his son into joining the army.
(父親は息子を説得して軍に入隊させた)
このようにtalk 人 into ~ingは「人に説得して~させる」という便利な英語です。
人 into ingというパターンをとる英語は他にもよく見ます。
The gangsters scared the man into giving them all the money he had.
(ギャングたちは男性を脅して有り金全部取り上げた/渡させた)
その他にfool 人 into believing that~で人をだましてthat以下と信じさせるとか…。
intoという前置詞の力を感じます。
ところでintoの反対はout ofですね。
次のような例も一緒に覚えると便利です。
The father talked his son out of quitting the army.
(父親は息子を説得して除隊を思いとどまらせた)
persuadeでも同様です。
以前、fall in loveがあったらfall out of loveもあると書きました。
前者は恋に落ちる、後者は恋が冷める、です。以前の記事(クリック)
むやみに暗記しようとするよりイメージで理解すると応用が利きます。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。
★今日のじゃれマガーその要旨
クリスマスは12日間もあったのですね。そういえばこの歌耳にしたことがあります。聞きたい方は(クリック)
★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・1文目でnowといっています。「持っていたけれど『今は特別な事情で』持っていない」ことを示しています。nowについて年末に書きました(クリック)
・直してもらうことにした・・・人にしてもらうget…fixed
・でも一つ問題がある・・・文の最後に(あるいは文中に)howeverを置くのが趣味の良さを感じるのは私だけでしょうか。
・それが私の連絡方法なのです・・・that’s how…もよいお手本ですね
・携帯が戻って来る/再び手にする・・・backのお手本です
★今日のじゃれマガ 全文
Life without a Cell Phone
I don’t have a cell phone now. At the end of last year, I dropped my phone and broke the screen. I could still use it, but I decided to get it fixed. I contacted the Apple store, and they sent a delivery service driver to pick it up on January 2. I am enjoying living without a cell phone. Life isn’t so inconvenient. I don’t call people very often, and I can still get messages or emails on my computer. There is one problem, however. I can’t use LINE, and that’s how I communicate with many people in Japan. Well, they will just have to wait until I get my phone back.