几帳面の英語
生徒さんが私のちょっとした仕草を見て「几帳面ですね」といいました。それはたまたま妻に仕込まれてやっていることで、私自身は几帳面とは程遠いと思っていますが。。。
それはともかく「几帳面は英語でなんというのかしら」という話題になりました。
meticulous, fastidious, neatなどが穏当な英語だと確認出来ました。
居合わせたCliveさんが面白がっていくつか紹介してくれました。
上記fastidiousに加えて、strict, fussy, particular等々
それぞれの語の違いを調べるのに英和辞典はあまり役に立ちません。英英辞典が重宝です。
fastidiousには2面性があることがわかります。二つ目の解説にこうあります。
If you say that someone is fastidious, you mean that they are concerned about keeping clean to an extent that many people consider to be excessive. 人がやり過ぎだと思うほどにきちんとやろうとこだわる…というようなことが書かれています。
fussyの解説にも笑ってしまいます。
Someone who is fussy is very concerned with unimportant details and is difficult to please. fussyな人とはどうでもいい細かいところにこだわる、なかなか満足しない…と言っています。
particularというよく知られた語も「執拗にこだわる」という意味で使えます。He is particular about food(women).彼は食べ物(女性の好み)にうるさい…など。
Cliveさんが几帳面という性格にどう思っているかわかったようでおかしかったです。
::::: 今日の英語クイズ:::::
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日。
The cab driver’s eyes nearly popped from his ( ). タクシー運転手は目玉が顔から飛び出さんばかりに驚いた
ヒント:faceではありません。
昨日の答:wondered
先生がレジ袋を細長くたたみしっかり空気を抜いて三角に折っている様子を見て、私も…嵩張らないようにたたんでね、と言っているものですから、先生の姿に重なりました。
お陰様で幾つかの単語を覚えることができました。
organized person という表現もありましたが、これは計画的にきちんとこなすという意味なんでしょうか?
さて今日も秋晴れの爽やかな一日、先生の万し歩計は何歩を刻みましたか?
私は往復25kmのサイクリングに挑戦!自然林の中を疾走してきました。
”マムシが確認されました。注意して下さい”の看板にギョッとしましたが…ハブが走ったものですから彼らは藪の中に…心地良い風に吹かれ楽しくも疲れた秋の一コマとなりました。
私の几帳面のイメージは、もっとずっとよい印象です。
そもそも几帳面は、人に迷惑をかけるとか、人を傷つけるとかには程遠く、個人的なささやかな自己主張で、どちらかといえばほめ言葉だったと思います。
precise とか、punctilious のほうが近い気がします。
堅苦しいとか、融通がきかないとか、そんな側面もあるでしょうが、私は好きですよ、ずぼらよりましでしょう?
ところで、Clive さんの日本人感を伺ったことがあります。
sedate,calming,respectful,modest, そして最後に、conservertive がきました。
それに対して、オーストラリア人は、a-brupt なんだそうです。
Clive さんがどうして日本や日本人が好きか、なんとなくわかってきました。
クイズの答えは、たぶん head だと思います。
Emilyさん、楽屋裏を披露してくれましたね。でも私は三角にまではしていないんです。そこが私のずぼらなところです。
そうでしたね、最初にorganizedという語が浮かんだのでした。でも調べるとorganizedはefficient(効率的)という側面が強く、少し違うようです。
実はこの数日歩けず万歩計は伸びていません。1週間に4万歩は確保したいと思っています。
アスマチさん、貴重なClive情報ありがとうございます。
結局どの性質も、生かせば長所、そうでなければ短所になる、ということでしょうか。私の「のんびり」も「落ち着き」と見られるようにしなくてはと思います。