冠詞
昔…20数年前、こんな話を聞きました。
英語で書かれた短いお話の冠詞だけを伏せて、道行く人に埋めてもらうという実験をしました。もちろん英語を話す国でのことです。
( )にa(an)とかtheを書き込んでもらったのでしょう。
さて・・・その結果は?
まったく十人十色だったというのです。
その話を聞いて私は大喜びしました。
「なんだ冠詞なんてそんな程度のものか、やっぱり。。さんざん苦しめられたけれど、もう真剣に考えなくてもいいんだ。」そんな理解でした。
・・・でもいま時々そのことを思い出しては苦笑します。
aかtheか、その違いでさまざまな陰影が生まれます。多くの場合どちらもあり得ますが、どちらを使うかで言外に、ある了解が生まれます。
冠詞という空気のような存在をものにするにはやはりある程度の長さの物語を読むことが有益です。短い文ばかりでなく、少なくとも1時間くらい付き合える物語が豊かな英語の土壌を育んでくれます。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガがまだ難しい人のために、ヒントを提供しています。このヒントをバネに、読む習慣をつけてもらえればうれしいです。
★今日のじゃれマガーその要旨
北海道が全国で一番暑いという、あり得ないことが起きました。ジャレルさんの北海道愛が感じられる今日のじゃれマガです。
★難しい英語・まねたい英語
特にないようですね。