中央公論の特集
仲間内でこの雑誌が話題になりました。
今月号の特集「日本人最大のコンプレックス-英語の憂鬱」がお目当てです。Kumiko先生に借りて読みました。
日本人と英語をめぐるさまざまな現状と問題点が紹介されていましたが、なかでも小学校での英語授業の内容には驚きと落胆を禁じえません。
ある地域の小学校ではThis is monkey. This is cat.などと教えるそうです。正しくはThis is a monkey.なのに、「文法は教えない」という建前、「aとは・・・の説明ができない/しない」がその理由だそうです。
これでは日本人の英語下手は未来永劫なくなる見込みはありません。
公教育が当てにならないなら私たちが頑張るしかありません。
そもそも小学校の先生に英語を教えさせるということ自体が酷な話です。
大学を出た瞬間から英語とは無縁な生活だったのに、ある日突然、「今度英語も教えることになりました」って言われても困るのは先生たちです。
ALTの先生も有効に機能しているのかどうか‥。責任が分散されているだけのことではないかと、心配します。
おそらく現場の混乱は、ゆとり教育が始まったときの比ではないと思います。学校格差も地域格差もますますはっきりしてくるでしょう。
国際理解教育(英語はそういうジャンルに入っていました)がもたついている間にも、実社会での英語の必要性は刻一刻と高まっていますから、歯軋りをする思いですね。
まさにその通り(^_-)
日本の英語教育をどうするか、司令塔がないからお先真っ暗です。
自助努力あるのみ。