リレーエッセイ:国際共通語

Kiyomiさんの巻です。
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3月にイタリアへ行きました。驚いたことに、かなり英語が通じました。
イタリア人、なかでも教育を受けた若い人は、英語がうまいです。観光業に携わる人はもちろん、お巡りさんやごく普通の農夫まで、皆さん親切に英語で対応してくれました。英語が話せれば、事足りるという状況です。

イタリアにはまた、ものすごい数の旅行者がいました。彼らは仲間内ではそれぞれ自国語を話します。ところがひとたび見知らぬ人と話すとき、みな英語を話すのです。
例えば、美術館の前の長い列で、「最後尾はあちらですよ」と教えあったり、絶景の写真スポットで「写真をとってください」と頼まれたり…とか。

さっぱり聞こえなかった見知らぬ人の話す言葉が、英語になると突如耳に入ってくるという奇怪な現象も愉快でした。

たかだか9日間のツアーだったのに、いかに英語が世界の共通語として根付いているかを目の当たりにした今、家族には呆れられますが、当分「英語狂い」は止められません。
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多国籍の状況では共通語に切り替えるという姿勢は見習いたいですね。本校内でもPhilip先生を交えた時には英語に切り替えるようにしたいものです。(須釜)

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リレーエッセイ:国際共通語” に対して1件のコメントがあります。

  1. seiko より:

    Dearest Kiyomi sama,
    「ローマの休日」が大好きで、イタリアは昔から憧れの国です。 ありきたりですが一つ質問させてください♪ 
    What was the most interesting place or things in Italy? Ciao!!  

  2. Kiyomi より:

    ミラノ、ベニス、フィレンツェ、バチカン、アマルフィ海岸、
    洞窟都市マティーラ、ポンペイ遺跡にアルベロベッロ、そしてローマと、まあ、てんこ盛りいいとこどりツアーでしたから、選ぶのも難しいな~。
    個人的にはアルベロベッロのトゥルッリィが、気に入りました。メルヘンの世界です。

    ですが、一般的にはローマでしょうね。何千年もの歴史が凝縮されて、街のあちこちに、生活の一部として残されているので、圧巻でした。
    古きものを捨て去らないで、上手に大事に今の生活に組み込んでいます。建造物ひとつとっても、二千年前の建物と数十年前のビルが隣り合わせならぬ、ひとつにつながっていることもあります。
    たんに観光名所を残したいがための功利的思惑だけではできないことでしょう。

    そんな街全体の過去と現在の融合が、面白く感じました。

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