ミスもためになる
昨日のじゃれマガ読みましたか。
卓球日本代表選手たちの快進撃を伝える文章でしたが・・・
ちょっと変だと思いましたか。
またtypo(校正漏れ)がありましたね。
下記本文中、下線部を見てみましょう。
Table Tennis Champions
It was a good weekend for Japan in table tennis. Harimoto Tomokazu became the youngest player to win the World Tour Grand Finals singles competition. He is ranked number 5 in the world, and in the finals he went up against Lin Gaoyuan of China, who is ranked number 4. Lin was the favorite, but Harimoto played better and won 4 out of 5 games. He had a big smile on his face when he got the gold medal. Hayata Hina and Ito Mima also won gold medals. The two women are ranked number 1. They were the favorites, and they beat the Chinese team of Chen and Sun of China who were ranked number 2.
「彼らは世界ランク第2位である中国のChen、Sunチームを破った」という結びですが、「中国の」がダブってしまいました。前のChineseか、後のof Chinaのどちらか一方でいいのですが、筆者は「どちらにするか後で考えよう」と思っているうちに消し忘れたものと思います。私もしょっちゅうやっているミスなので、よくわかります。
校正ミスではありますが、「そうか、これらはどちらも同じことを表すのか」と大変勉強になりますね。
ミスはあってもとてもためになるじゃれマガです。
::::::じゃれマガ応用英作コーナー:::::::
今日のじゃれマガからお手本の1文を選び、違うことを言ってみましょう。面白い文をどしどし送ってください。
<前回の応募作品>
★cosmosさん
He had a big smile on his face when he got the gold medal. この文の流れを生かして、
①The girl had a tearful face when she realized that she got lost here in Sapporo.としてみました。
★Tsugumiさん
お手本: He had a big smile on his face when he got the gold medal.
応募作: He had a big sadness on his face when he heard the news.
sad は形容詞ですよね?だとすると、sadness?
on the face を使いたくて。でも、言わない感じがする………
cosmosさんのように a sad face とかを使うべきでしょうか。
<講評>
2点の応募ありがとうございました。
①はいい英文ですね。
②もいいですが、ただしsadnessにはaはいりません。smileにはaがつきますが。
had big sadness on his faceも、had a sad faceもどちらも見かけるような気がします。
Tsugumiさん、息子さんに悲しい思いをさせてごめんなさい。
The streets near big stations are filled with people shopping.をふまえて、
The streets connecting to “Hiragishi” were filled with people watching the place that a big explosion had happened. としてみました。
お手本: It’s hard not to be busy at this time of year.
応募作: It’s hard for him not to cut in.
It’s hard not to break into a conversation.
えっと…………
口を挟まずにはいられないようなニュアンスで。
こういう言い方はあまりしないですかね?
私が注目したのは、”Harimoto Tomokazu” “Hayata Hina” “Ito Mima” と、「姓+名」になっていることです。今の中学校で使用している教科書は、すべて「姓+名」となっています。例えば、”I’m Sato Kenta.”(学校図書)、 “I’m Tanaka Kumi.”(三省堂)、”I’m Yamada Hiroyuki.”(光村図書)、”I’m Yuki, Sayama Yuki.”(開隆堂)、などとなっています。
河上先生、ありがとうございます。
そうですね。最近は英語を使っていても名前は自国の順序で主張するようになりましたね。
だから、その都度確認が必要ですね。