ボーっとしている方が
私たちが英語を読むとき、個々の単語を理解し、文を理解し、そして文章全体を理解する・・・と考えるのが普通ですね。つまり部分から全体を知るという考えが一般的です。
でも木を見て森を見ずということもあります。部分にとらわれていると全体が見えません。
昨日紹介したYouTube教材などその典型です。一文一文理解して最後に全体を分かろうとするのではなく、ザーッと全体を聞いてこの人の言いたいことをくみ取ってから「必要なら」細部を聞くのが得策です。一文一文にこだわっていたらとても聞き取りが間に合いません。
「そんなこと無理!」「一文一文がわからないのに全体がわかるはずがない」という反論があるでしょう。でも人間の頭はもっと柔軟です。全体から部分を理解することができます。
私たちが日本語を身につけたのもそういう方法でした。両親は文法や単語を教えてくれたでしょうか。ただたくさん話してくれ、辛抱強く聞いてくれた、それだけですね。
私が昔ラジオ英会話を夢中になって聞いていたころ、カセットレコーダーが壊れるほど巻き戻しながら聞いても聞き取れず、疲れ果ててボーっとしていたら英語が聞こえだしたという経験が何度もあります。
細部に集中するより少し離れて見るほうがよくわかるという一例です。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガがまだ難しい人のために、ヒントを提供しています。このヒントをバネに、読む習慣をつけてもらえればうれしいです。
★今日のじゃれマガーその要旨
動植物の名前が漢字でなくカタカナで書かれるものが多い・・・さすが日本通の外国人ならではの発見ですね。
★難しい英語・まねたい英語
カタカナ(表記)は覚えにくい・・・典型的な表現ですがいつでも応用できるようにしたいですね。