シャドーイング再考
多読クラスでKumiko先生のお話を聞いていて目からうろこが落ちました。
シャドーイングとはCDなどの英語をあとについて復唱していく練習方法のことです。短い文なら覚えておいて繰り返せますが、長い文になると最初の方を忘れてしまってとても大変です。
私も昔苦労しながらやったものです。
それがちょっと考え違いをしていたことに気付かされたのです。
英語には英語特有のリズムや抑揚があります。単語の一つひとつを正確に再現できなくてもモグモグでいいからその音や流れの面白さを再現できれば効果があるということです。
中国語には中国語の、韓国語には韓国語の音の面白さがあります。だから意味はわからなくても「これは○○語だ」とわかります。こうした「音の面白さ」こそがシャドーイングで身につけるものかもしれません。
発音は問題なくてもリズムや抑揚がおかしいと英語に聞こえません。
個々の単語は気にしないで全体の流れを(面白おかしく)真似る・・・そんなシャドーイングでよければ苦労には感じませんね。