ぼんやりが大切
以前、じゃれマガの中から、こんな文をクイズにして紹介しました。
歯医者さんが虫歯を処置するところでどんな英語を使っているでしょうか?
…when they ( ) on a ( ) tooth
正解は、when they work on a bad tooth…でした。
「そうか、work on a bad toothで歯の治療をするという熟語か。これは覚えておかなくて・・・」と考えるのは得策ではありません。
work on~は場面状況に合わせて千差万別に使われますから、いちいち覚えていたら大変です。
床屋さんがworks on a customerと言ったらお客の髪を刈ること、
シェフがworks on a stewといったらシチューを作る(調理する)こと、
映画監督がworks on a new movieと言ったら新作に取り組んでいる・・・
work onは何かしらに取り組む、担当する、かかりっきりになる・・・
そういうぼんやりとしたイメージを持てば、何にでも応用は可能です。
聞いてわかるだけでなく、積極的に使えば便利このうえありません。
訳して理解する、訳して覚える、のではなく、ぼんやりしたイメージを持つことがとても有用です。
ぼんやりが大切です。