どちらが先か
お盆休み中に、かねて「積ん読」していた文法の本をおさらいしてみました。
とてもよい「おさらい」になりました。
頭が整理され、不確かだったことが確認できました。新しい発見もありました。
「やっぱり!」、「そうだったか!」、「それは知らなかった!」・・・と、実にエキサイティングな時を過ごしました。
でも、その文法書、高校生が読んでもどうなんだろう・・・とまた余計な心配をしてしまいました。
私は、多読と出会ってこの数年けっこう読書を楽しみました。最近は多聴でも相当の英語を耳に入れました。たくさんの英語を浴び。あるいはどっぷり浸かりました・・・だから文法書の説明がいちいち楽しかったのでしょう。
でも、読書量も、聞いた量もごくわずかの高校生がこれを読んでも・・・砂を噛むようなものでしょうね。「これを全部覚えなくっちゃならないのか・・・」と。
大人だって同じです。自分の中に何のストックもなくて文法を勉強したら地獄だと思います。「わからないけど覚えるしかない」・・・と。
でも、それが日本では当たり前です。砂を噛むような勉強をした人だけが英語を身に付けられるという神話がまだ健在のようです。
「そうじゃない 違うんだ」と天皇陛下ではありませんが、否定したい私です。
※ここで言った「文法の勉強」とは、高校以上の文法のことです。中学校の文法は「やるしかない」ですねえ。言葉が足りませんでした。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
( )に入る単語はなんでしょう。答は次号。
Someone ( ) found her card on the train.
昨日の文:After getting home, she got a call from the train company.
※comingも正解です。comingとgettingの微妙な違いは出会うことで感じましょう。
中学・高校の時は英語に限らず「とにかく覚えなくちゃいけない」と思って勉強していました。
「分かる」とか「楽しい」というのは二の次でしたね…(^_^;)
クイズの答え…「have」だと思います。
間違えました!訂正します。「has」だと思います。
「そうじゃない、違うんだ〜」を
先生と一緒に叫びたいアスマチです。
おこがましいことですが、そして
砂を噛むよな勉強もあまりしませんでしたが、
今はおかげさまで毎日楽しく英語と付き合っています。
「楽しいこと」が長く続ける条件で、
英語は言語ですから、長く日常的に続けることで、
身につけられるのだと思います。
クイズの答えは、had だと思います。