じゃれマガセミナー
昨日のじゃれマガセミナーには常連さんが顔をそろえ、新人さんも加わって楽しい時間でした。
なかでも先週火曜日(24日)の難解なお話で大いに盛り上がりました。あまりに現実離れした展開に想像力が追い付かず難解に感じたのでした。
原文は下の通りですが、大筋は次のようなことです。
ジャレル先生が自宅マンションでパーティーをしました。最後数人の客人が帰るとき一人の女性が自分の靴の色が違うといいました。先に帰った客全員にメールで尋ねましたが誰も間違っていません。誰が持ち去ったのか?三日後に隣人が訪ねて来て謎は解けました。パーティー当日あの女性は遅れてきました。ですが間違って隣の部屋(家)に入ってしまい、慌てて出るときに靴を履き間違えたのでした。
この文章には数々の学べる、つまり皆さんが理解に苦しんだポイントがあります。
まず下線部①でhad arrived lateとは、「(その前に)遅れて着いた」と、すでに述べたことより前に起きたことを述べています。続くいくつかの文はどれも同様です。ジャレル家に来る前に、遅れて着き、隣家に入り、急いで出て、隣人の靴を片一方履いたーすべてジャレル家に来る前の出来事ですよと言っています。これは「大過去」と呼ばれる英語の優れたしくみです。
下線部②は「私の家だと思って(入ってしまった)」ということです。thinkingは並行する行動を表し、「分詞構文」と呼ばれる、これも便利な文法です。なぜmineなのか・・・書いているジャレル先生がmineといったら「先生の家」のことです。
もうひとつ大事なのはapartmentという英語。私たちがマンションと呼ぶ建物はapartment house(building)です。その中の一世帯分がapartmentです。これをイメージできていないとさらに漠然としてしまいます。
以上は英語の学ぶべきポイントですが、その他にも数々の謎が残ります。
なぜ隣の家が施錠されていなかったのか・・・なぜ中まで入ってしまったのか・・・慌てていたとはいえなぜ片一方だけ履き間違ったのか・・・なぜ本人自身がすぐに間違いの原因に気づかなかったのか・・・なぜ隣人が訪ねて来たのか・・・きりなく謎が続きます。
そんなときのためにこの格言はあるのでしょうか。
「事実は小説より奇なり」
これも元は英語で、Fact is stranger then fiction.
The Wrong Shoe
I had a party the other day at my apartment, and as the last guests were leaving, one of them noticed that her shoes were different colors. Someone had taken the wrong shoe! I emailed all the other guests, but everyone had their own shoes. Who had the missing shoe? This was a mystery until a neighbor came by three days later. On Friday, this guest ①had arrived late. She had walked into the neighbor’s apartment ②thinking it was mine. When she realized her mistake, she had left in a hurry, but she had put on one of the neighbor’s shoes instead.
::::::今日のじゃれマガ クイズ:::::::
How do people vote in the US?
前回の答:皆さんの答案どれもけっこうでした。私なら「うそでしょう!」とでもいうところです。doubtという動詞の性質がわかりますね。
※今日のじゃれマガはこちら(クリック)
この日のじゃれマガは、悩みながら読みましたが面白かったです。
隣の家に入っちゃうとか靴を履き間違えるとか…それこそ「I doubt it」です(笑)。
クイズの答え…「They just choose a name from a list」だと思います。
「Fact is stranger than fiction」ですよね?
「then」となっていますが…。
ジャレマガセミナーの様子、楽しく読みました。都合で行けなかったのが残念です。
今日の答えは
They just choose a name from a rist.
でしょうか。
この方法なら混乱は起きないような気がしますが、投票用紙が大きくなってしまうこともありそうです。
大過去に分詞構文、苦手意識が先行するアスマチです。
英語は高校生でdrop out でした。
クイズに答えます。
先に答えられた皆様のお答えにもう一行足します。
They don’t have to write down the name in an election.
They just choose a name from a list.