じゃれマガに学ぶ
今週のじゃれマガセミナーも多くの参加者でにぎわいました。
先週1週間分5編を読み合わせするなかでいろいろな発見がありました。
そんな中から1点のみ紹介しましょう。
7月14日のお話はジャレル先生の授業で生徒さんが行ったプレゼンについてです。プレゼンのテーマは「本当の『環境に優しい』とはなにか」。そこで次の英語が出てきます。
Sometimes we do things because we think they are good for the environment, but are they really environmentally-friendly?
生徒さんはそれなりに訳して聞かせてくれましたが、ちょっと怪しげでした。
きっと下線部theyがなにを表しているのか自信がなかったのでしょう。なぜ突然「彼ら」が出てくるのか?「彼ら」ってなんだ?・・・
このtheyはその前のthingsのことです。「彼ら」ではありません。
この文全体は次のようなことを言っています。
「よく私たちは環境に優しいという理由でいろいろなことをしますが、それらは本当に環境に優しいのでしょうか」
theyはいつも「彼ら」ではありません。「それら」でもあります。
英文中にはたくさんのitやtheyが出てきますが、「それ」とか「それら」とか訳して安心せず、前に出てきたどの単語の身代わりになっているのかを了解して読むと、気持ちよく正確に読み進むことができます。
まだまだたくさんの収穫がありました。ぜひじゃれマガセミナー(略称じゃれセミ)にご参加ください。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日のお楽しみ。
Why do doctors give you powdered medicine ( ) of pills or capsules? 参考訳:なぜ医師は錠剤やカプセルではなくて粉の薬を処方するのでしょう
昨日の答:especially
昨日送ったつもりのコメントが反映されていないので、
慌ててもう一度。
日本語でも「それ」は何か、よくテスト問題に出ました。
でも、日本語は「人」と「もの」は区別しますね。
クイズの答えは、instead でしょう。
(今度はうまく反映されるように慎重に、えいっ!)
言われてみれば、なにかと面倒な英語が人とモノを一緒にするなんて面白いですね。動物も赤ちゃんもitですね。