あいづち
授業の中で「あいづちが上手になりたい」という希望が相次ぎました。その気持ちよくわかります。
ならばあいづち一覧を提供しようか…と思いましたが、ことはそう簡単ではないと気付きました。
英語の会話では、私たちのようにせわしなくあいづちを打つことがありません。映画やドラマを見たらわかります。たいていじっと眼を見て聞いています。
「あいづち」に相当する英語がないという話にも驚きます。確かにそういう単語に出会った記憶はありません。
てっとり早くあいづち英語を覚えるより、たくさんの英語シーンに触れて自然に真似て行くべきでしょう。
とはいえ、悩める生徒さんのために無難なものだけまとめてみましたので、ご参考に。
あえて日本語訳をつけません。聞いたことがないものは使わないようにしましょう。「そういえばよく聞く」と思うものから使ってみましょう。
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★はい、それで?
(これが日本人が一番欲しいあいづち言葉でしょうか?実質的な意味がない単なるあいづち)
Uh-huh.
OK.
Right.
I see.
★へえ、そうなの?/本当?(ちょっと驚いて)
Really?
Oh, Really?
Are you sure?
★その通り!(強く同感)
That’s right!
That’s true.
Exactly!
Absolutely!
★提案に賛同する
That’s good.
Sounds good!
That’s great!
★感心する/称賛する
Great!
That’s wonderful!
Perfect!
Cool!
★感想を伝える
That’s incredible(unbelievable). (信じられませんね)
That’s funny. (それは面白い)
Lucky you!(そりゃよかったね)
That’s bad. (それは残念[大変]でしたね)
That’s too bad. (それは本当に残念[大変]でしたね)
I’m glad to hear that. (それはよかったですね)
I’m sorry to hear that. (そりゃお気の毒に)
あいづちではありませんが、これも覚えておきましょう。
★呼ばれて返事をするとき
Yes? これはしっかり身につけましょう。
例)Mr. Nakamura?(中村さんいますか?)
Yes?(はい、私ですが、なんですか?)
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あいづちについてたくさんのネット記事がありますが、こちらの記事はとてもよく描けています。ご参考に(クリック)
::::: 今日の英語クイズ:::::
昨日から続くお話です。
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日。
Cruise ( ) tend to be luxurious as well. それにクルーズ船は豪華なものです (とっても易しい問題ですね)
昨日の答:Most
mostとalmostを取り違える人が多いですね。一度しっかり覚えましょう。
「あいづち」ねえ。。「金づち」は家で時々つかいますが、英会話ではあいづちはめったにつかいません。でも、適度なあいづちと控えめなジェスチャーはコミュニケーションが一層良好になると思います。
全くの私見ですが、男の人のほうがあいづちが苦手、
女の人はあいづちの打ちすぎです。
というか、女の人は常に同意を求めて話すので、あいづちがなければ先に進まない、ぐらいの勢いで話したり聞いたりしていますね。
英語を話すときは、そういうことにも気をつけなくっちゃなりませんね。
そういえば、Philip先生のレッスンを初めて受けたころ、あいづちをしてもらえないものだから、「私の英語はややしばらくしてからやっと理解してもらえる程度にひどいんだなあ」と思ったものでした。
クイズですが、「易しい」と言われて困りました。
「易しい問題」が解けなければどうしたらいいの~?となるわけです。
気が付くまで、相当苦しみました(笑!)
苦しんだ甲斐もなく、気づけばどうということもない答えでしたが、さて当たるでしょうか?
答えを ships としてみます。
夏の終わりさん、なろほどね、あいづちの語源は相槌、つまり金槌でしたね。鍛冶屋さんが鉄を鍛えるときに二人でトッテンカンと交互に打ったのですね。
アスマチさん、現代では女性がトッテンカン、トッテンカンとあいづちをせわしなく打っているというわけですね。面白いですね。
あいづち打ってもらえないと、不安になるんですね。
電話で無言で聞いていると「もしもし?(聞いてるのか?!)」なんて確認されたり・・・。
日本語はけっこう特殊だということを意識することも必要かも。